Ivanの出身地である潮州にインスピレーションを得て、当地に息づく伝統により魅力をさらに引き出した「オリエンタル・ブルー」は伝統の味をお届けします。
Ivan Yeoはデザイナーの仕事を辞めた後、彼の弟と叔父と共に「1925ブルーイング(The 1925 Brewing Co.)」を創業しました。
デザイナーから転身した起業家であるIvanは、「1925ブルーイング」の料理長であり、彼の弟Eng Kuang(E.K.というニックネームで親しまれています)と叔父と共にこの店の共同創業者でもあります。しかし、料飲に対する彼の概念は、よくある狭くて小さいレストランとバーではありません。このブランドのあらゆる面には、Ivanの祖父への敬意が表現されています。1925年は故人である彼の祖父が生まれた年で、「イエロー・バン・ペイル・エール」などの看板ビールは祖父が運転していた小型トラック(バン)にインスピレーションを得たものです。
家族が集まる週末のポットラック(持ち寄り料理の食事会)は、祖父が大切にしていたことです。しかし、Ivanは自分のルーツである潮州の伝統を守る一方で、調達可能な材料でそのような慣れ親しんだ味を再現することを信念としています。さらに重要なのは、優れた料理と優れたビールを囲んで人々が集まれる場所を提供するという彼のビジョンです。
「食べ物は言語のようなものです。絶え間なく進化を続け、
世代を超越することができます」
Ivanが料理メニューを監督する一方、E.K.は「1925ブルーイング」の様々なビールを生み出す、真のマスターブルーワー(醸造師長)です。
弟であり同社の本当のマスター・ブルーワーでもあるE.K.とパートナーを組んだIvanは、家族の絆を私共と同様に真剣に捉えています。この二人組は一つの原則のお陰でめったに意見が食い違うことはありません。それは、「何事も兄弟を第一に、パートナーを第二に考える」という大原則によるものです。これはまさに、ザ クラン ホテルが体現したいと考えていることです。当ホテル単なる短期間の滞在先ではありません。家族のような帰属感が感じられる場所としてデザインされています。お客様に自分がクランという家族の一員になったように感じて頂けるように、あらゆる細やかな部分まで入念に作り上げられています。
「シンガポール人にとって、菊花茶(ハーブティー)は馴染みのあるものです。
多くの中国人はそれを飲みながら育ったのです」
材料からラベルまで、Ivanが創る多くのものには、彼の潮州のルーツが反映されています。
この兄弟が創出した「オリエント・ブルー」は、気の合う仲間達が集まって、活発な会話で盛り上がりながら楽しめる、気取らないドリンクです。シンガポール国内で各種の中国語方言を話す人々のほとんどがハーブティーを淹れるのに使用する原料である、馴染み深い白菊の香りを加えた「オリエント・ブルー」は、中国伝統の味をよく知る方にはその味わいを、知らない方にはこれまでにない新しい味をお届けします。
ザ クラン ホテル・シンガポールにご滞在の際には、このビールをお試しになるのをお忘れなく。
こちらから滞在をご予約下さい。
台の上置かれた「オリエント・ブルー」のボトル2本
また、「1925ブルーイング」は2019年に『SG Magazine』により、「ベスト・クラフトビール・バー」に選出された他、シンガポール政府観光局の「メイド・ウィズ・パッション」の取り組みに参加しています。